こんにちは!

こくまはりきゅう院、院長の来栖です!

今日はクリスマス!皆さんは誰と過ごしますか?

2年前まで独り身だったので、クリスマスがあまり好きではなかったな。

わざと仕事を遅くまでして寂しさを誤魔化していた。

今では妻と息子がいるのでクリスマス何しようかなと昨夜まで考えていました。子供にサンタの衣装でも着せて出かけようかな?と思っています。

先日、妻から院で使えるサイズのホットプレートをもらって、お昼にウキウキしながら使っています😄

これで、袋麺や焼き料理ができます!湯せんできるし、なにより餃子が食べられる~!!

午後の受付の時に餃子臭くなっていたらすみません😅(もちろん換気などの臭い対策はしっかり行います)

焼きそばもできるな。笑

いろいろできるけど、こだわりすぎないように気をつけよう。

明日のお昼は、、、笑

さて、

今回のブログのメインテーマ前回予告した通り『慢性片頭痛について』です。

 片頭痛とは通常、頭痛のある時とない時が周期的に起こりますが、慢性片頭痛となると頭痛のある時とない時の周期性がなくなります。定義として「頭痛が月に15日以上の頻度で3ヶ月を超えて起こり、さらに片頭痛の症状が8日以上あったもの」とされています。

また、片頭痛の種類・分類にはまだ反映されていませんが、通常の片頭痛と慢性片頭痛の間に反復性片頭痛と呼ばれる片頭痛もあります。この場合は「頭痛が過去3ヶ月の間に15日未満でおこり、さらにそのうち数日は片頭痛であったもの」と定義されています。

慢性片頭痛となると2日に1回のペースで頭痛とか本当に辛すぎる😓

しかも、頭痛の持続時間が長かったら毎日のように頭痛が起きるということだよね…。

ちなみに、さらに大変な「慢性連日性頭痛」と言われる頭痛もあります。後ほど詳しく説明していきますが、慢性連日性頭痛は「1日4時間以上の頭痛が15日以上続く頭痛」と定義されています。

連日起こる頭痛で思いだされるのは、以前にも話をしたマスク頭痛のときのこと。本当に頭痛のことで頭がいっぱい💧他のことは、まともに考えることができなかった。だから、ほぼその記憶しか残っていない。

何度も話すのは、それだけ頭痛の大変さを思い知った期間だったからです。

慢性片頭痛のメカニズムなどは未だ、しっかりとは解明されていません。ですが、慢性片頭痛の患者様は特定の場所に鉄が沈着するなどの報告があります。また、脳の神経の活動が低下するなど、脳機能に変化が起こると言われています。これらのことが起こる原因として、薬の使用過多やうつなどが共存していると考えられています。

脳の神経活動などが低下していたりするということは、本当に鍼灸の出番だと勝手に思っています。鍼灸は自律神経などの調整が得意ですから!

片頭痛の慢性化の危険因子は多岐にわたります。家族歴のほかに胎児期に母親が飲酒と喫煙をしていた、元々の頭痛頻度が高い、薬剤の使用過多、肥満、ストレスなどがあげられています。

慢性化の要因に胎児期の母親の飲酒喫煙が関係してくるとは…

確かに、妊婦の方はお酒は控えましょうとよく聞きます。こんなところにも影響が出る可能性があるとは僕も最近まで知りませんでした。

また、慢性片頭痛になってしまった場合、生活に支障が出る人の割合は反復性片頭痛の2倍程度と言われています。

2日に1回程度の頻度で頭痛が起これば、そりゃ生活に支障が出ますよね💦

反復性片頭痛の一部は、慢性片頭痛に移行してしまうと言われます。慢性片頭痛と判断するには、過去の頭痛について詳細な聞き取りや頭痛ダイアリーによる状態の把握が必要となります。ですので、初見時はお時間をいただいてしっかりとお話を聞かせていただきます。

頭痛といっても安易に我慢せずにご来院いただいて、ご自身の頭痛のタイプと傾向を知って薬に頼らず改善させてみませんか?そして、少しでも頭痛から解放された生活をしませんか?

参考文献:

日本神経学会 日本頭痛学会 日本神経治療学会 監修「頭痛診療ガイドライン2021」医学書院

柴田護 清水利彦 著「片頭痛の診かた」日本医事新報社

竹島多賀夫 著「頭痛の診かた」金芳堂 

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