こんにちは!

こくまはりきゅう院、院長の来栖です!

ブログを始めて3週間ですね~

少しずつ書く時間も短縮されてきました。(誤字脱字が増えてるかもしれないけど💧)

余裕ができたところで、美容鍼灸のメニューなどについて考えております!

気になる部分的のみの美容鍼、フルフェイスの美容鍼、フルフェイスの美容鍼と矯正までを含めたフルコースの3コースを考えています。

興味のある方は、ぜひ楽しみにしていただければと思います!!

もちろん初回キャンペーンも予定しています😆

さて、今回のテーマです!

今回は『片頭痛の前兆。その種類は?』です。

以前、片頭痛の前兆について少し話をしました。この回では国際頭痛分類における片頭痛の分類で「前兆のある片頭痛」として分けられている片頭痛について解説していきます。

まずは、前兆について前回よりも少し深掘りしてお話ししていきます。

 前兆は、頭痛が起こる1時間くらい前から出現し、5分以上かけて症状がゆっくりと進行していきます。通常、前兆が終了する辺りから片頭痛が出現します。

 典型的な前兆として視覚症状、感覚症状、言語症状の3つがあります。

前兆の中で視覚症状が最多となります。(前兆のうちの90%以上を占めるとも言われます)となります。視覚症状のなかで最も多い症状は閃輝暗点(せんきあんてん)です。(閃輝暗点の症状については第2回のブログをご覧ください)

次に多いのは、感覚症状となります。

 感覚症状は、チクチク感が片側の一部から始まり顔や舌などに波及していきます。また、場合によっては感覚の鈍さや麻痺を感じる事があります。

最も頻度が低いのは、言語症状となります。

 言語症状は、失語として出ます。(失語とは言葉が出せなかったり、文字が理解できないといった会話や文字を理解、表現といった事ができなくなる場合をいいます。)

典型的な前兆は全部怖い。

閃輝暗点もそうですが、顔のチクチク感や顔の感覚の鈍さとか、言葉が出ない・理解ができないなんてことがが起きたら、本気で焦りますよね。

最初はもっと重大な脳梗塞などの病気を疑いますよね😣

前兆について、注意する事があります。

片頭痛の前兆とは、脳の局所における神経的な徴候を指します。(簡単に言い換えられずにすみません💦)

なので、気分の変調や食欲がなくなるなどの神経的な徴候と言えない漠然とした症状が片頭痛の前に出る場合を、前兆ではなく予兆として区別します。

予兆の場合は前兆の有無にかかわらずみられる事があります。

正直、片頭痛について詳しく学ぶまでは予兆と前兆の違いなんて理解していませんでした😓

その違いによって片頭痛への対処も若干ですが変わるります。今となっては判断の重要な材料となっています。

典型的な前兆がある場合でも、その後に偏頭痛が起こらないケースがあります。

国際頭痛分類で『前兆のみで頭痛を伴わないもの』と分類されるものです。

片頭痛を感じないのに「前兆のある片頭痛」に当てはまる場合があるのか?と疑問に感じる方も多いと思います。私も、最初に聞いた時は「何を言っているの?片頭痛がないなら、片頭痛には当てはまらないじゃないか!」と思いました。

典型的前兆のみで片頭痛を伴わない場合の多くは、過去に閃輝暗点などの前兆を伴う片頭痛を経験していた方が、加齢とともに片頭痛が目立たなくなり閃輝暗点などのみを感じるようになったために起こるものです。ちなみにこの場合は前兆後、60分以内に片頭痛を感じなかった場合が当てはまります。

ただし!

以前のブログでも触れましたが、閃輝暗点のみで片頭痛がない場合は脳梗塞など他の病気が隠れている可能性がありますので注意してください!

そして、早期に病院を受診していただきしっかりと検査を受けてください。

前兆についてまだありますが、切りの良いところで次回に続いていきます。

頭痛といっても安易に我慢せずにご来院いただいて、ご自身の頭痛のタイプと傾向を知って薬に頼らず改善させてみませんか?そして、少しでも頭痛から解放された生活をしませんか?

参考文献:

日本神経学会 日本頭痛学会 日本神経治療学会 監修「頭痛診療ガイドライン2021」医学書院

柴田護 清水利彦 著「片頭痛の診かた」日本医事新報社

竹島多賀夫 著「頭痛の診かた」金芳堂 

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