こんにちは!

こくまはりきゅう院、院長の来栖です!

ブログの第2回目です。

前回のブログを自身で見て、話し方が固い!面白くない!と思った次第です(笑)

少しずつブログで書くことに少しずつ慣れていって、もっと楽しくわかりやすく!お話ししていければと思っています。

第2回目のテーマは『片頭痛ってどんな症状?』です。

 片頭痛の多くは片側の頭痛を訴えますが、両側(頭全体)の頭痛を訴えることもあります。

また、最初はこめかみから目の周りなどに痛みを感じ徐々に頭全体に広がっていきます。

脈を打つような「ズキズキ」や「ガンガン」、「ドクドク」といった感じで表現されることが多いです。

さらに、片頭痛に伴って悪心や嘔吐がみられます。また、それだけではなく光過敏(まぶしさ)、音過敏(音などが響く)といったものもあります。

光のまぶしさはカーテンをして部屋を暗くしたり、アイマスクするなどでまだ何とかできますが、音の過敏は人の話し声でも頭に響くため耳栓などで遮らないといけませんね😔これでは、家族との会話もままなりませんね💦

 1回の頭痛発作で4~24時間、長いと72時間=丸3日間痛みが持続することもあります。

 自分も頭痛の経験はありますが、さすがに丸3日間頭痛が続くのは想像できません!と言いますか、それを聞くだけで具合が悪くなりますね💦

 片頭痛の頻度は月に1~2回程度の方がほとんどと言われています。

 月に1~2回程度なら、市販の頭痛薬や鎮痛薬でいいのでは?とお思いの方も多くいらっしゃると思います。しかし、薬に頼りすぎると効きが悪くなって服用量が増えたり、薬によって返って頭痛が悪化することも多くあります。ですので薬に頼るのも注意が必要です。

 また、月に15日以上の頻度でさらに3ヶ月以上、片頭痛の症状が出るようになると、「慢性片頭痛」と言われてしまいます。

 月の半分以上を頭痛に悩まされると言うことは仕事への影響もありますが、何よりも私生活に多大な影響が出てしまって、趣味などの楽しいことも楽しめなくなってしまいますよね。

 片頭痛には前兆が見られる場合があります。頭痛が起こる1時間くらい前から出現し、5分以上かけて症状が徐々に進行します。

 典型的な前兆として視覚症状や感覚症状などがあります。

視覚症状の代表例として閃輝暗点(せんきあんてん)があります。閃輝暗点は視野の真ん中あたりにギラギラ、ギザギザした光の波のようなものが出現し、それが徐々に大きく広がっていきます。それとともに一部範囲が暗く見えにくくなることもあります。また、この閃輝暗点は目を瞑ってもその光の波は残ります。

 感覚症状は、最初にチクチクした感じが局所に現れて、身体や顔など徐々に全身に波及していきます。また、反対に感覚の鈍さのみを呈する場合もあります。

その他に、めまいや耳鳴り、難聴などを起こすこともあります。

 通常、前兆が終了する辺りから片頭痛が出現します。

しかし、閃輝暗点のみで偏頭痛がない場合は注意が必要です。脳梗塞など他の病気が隠れている可能性がありますので、早期の病院受診をお勧めしています。

先述したように、片頭痛は日常生活に支障をきたすような症状も多くあります。

片頭痛は国内で約840万人の方が患っていると推定されてます。そのうち、7割以上の人が日常生活に何らかの影響が出ていると言われています。また、仕事にも影響が出てしまうため経済損失は毎年2880億円とも言われています。

職場での片頭痛に対する理解も、まだまだ不足しているため、それによる人間関係の悪化や他の職員に負担をかけてしまうことへの罪悪感などを感じてしまうことが多くあります。

頭痛といっても安易に我慢せずにご来院いただいて、ご自身の頭痛のタイプと傾向を知って薬に頼らず改善させてみませんか?そして、少しでも頭痛から解放された生活をしませんか?

参考文献:

「頭痛診療ガイドライン」 日本神経学会 日本頭痛学会 日本神経治療学会 監修

「片頭痛の診かた」 柴田護 清水利彦 著

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